物に対する損害

1 修理費   物損の場合,修理費については適正修理費相当額が認められます。   適正修理費相当額といっても,漠然としてどこまで認められるか分からないかも知れませんが,裁判例では,金メッキを施したバンパー(メルセデス・ベンツ)が損傷した事案で,バンパーの取替費用は損害だが,バンパーに金メッキを施すこ...

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Q.交通事故に遭ってしまいましたが,加害者は自賠責保険にしか加入しておらず,全損害を賠償するだけの経

済的余裕がありません。この場合、どのように賠償を求めたらよろしいでしょうか? A.加害車両保有者や加害者が会社の従業員で,業務中に事故を起こしたような場合には,加害者本人だけでなく使用者たる会社に対しても損害賠償を請求できる場合があります。 さらに,加害者が未成年で,その親が監督責任を果たしていない...

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Q.ひき逃げ事故や加害車両が無保険車の場合には,泣き寝入りせざるを得ないのでしょうか?

A.加害者を特定できないひき逃げ事故や加害車両が無保険車の場合には,被害者が加害者から賠償を受けられないため,自動車損害賠償保障法に基づき政府が自賠責保険の支払基準に準じた損害額を被害者に支払うという自動車損害賠償保障事業(一般に政府保障事業といいます。)があります。これは,損害保険会社であれば,ど...

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その場で示談を求められたら・・・

加害者でも被害者でも,交通事故にあったら,気が動転しているものです。 このような状態の中で,相手方から示談を求められても冷静な判断をすることはできません。 従って,交通事故直後に相手方から示談を求められたとしても,その場での即答は避け,後日連絡を入れるようにした方が賢明です。

どこまで損害賠償を請求できますか?

交通事故によって,損害を受けた場合,加害者に対して,損害賠償を請求することができますが, その範囲及び金額はどこまで認められるのでしょうか? 損害賠償といっても,その内容として, 人に対するもの と 物に対するもの と 大きく二つに分けることができます。

【交通事故】保険会社の提示金額は妥当なの?

保険会社の提示金額は妥当なの? 保険会社も商売ですから,なるべくお金を払いたくありません。 従って,保険会社からの提示額は裁判所で認められる金額よりも一般的に低い金額です。 広尾総合法律事務所では,保険会社との示談交渉や,訴訟を提起することによって、当初の提示金額よりも大幅な賠償金を獲得しております...

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交通事故の加害者になった場合

1 車を止めて状況確認 2 救急車(負傷者の救護) 3 道路上の危険防止措置 4 警察へ通報 5 保険会社に通知 1 車を止めて状況確認 運転中,交通事故を起こして加害者になったら,すぐに車を停止させて,怪我人がいるか,何か壊したか,現場に危険なものはないかなど,現場の状況を確認しましょう。 現場の...

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交通事故の被害者になった場合

1 加害者とその車の確認 2 現場の状況確認 3 警察へ通報 4 必ず医師の診断を受ける 1 加害者とその車の確認 交通事故の被害にあった場合,加害者に対して,損害賠償を請求することになりますが,請求するにしても,請求の相手方が特定できなければなりません。 他方,自動車交通事故で損害賠償責任を負う者...

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実況見分調書

人身事故の場合,警察は事故現場にて現場検証(実況見分)を行いますが,この実況見分の結果を書面にしたものを実況見分調書といいます。 この,実況見分調書には,実施した日時,場所,立会人名,現場道路の状況(路面状況,交通規制など),運転車両の状況(車両や番号,損害の部位・程度・状 況など),立会人の指示説...

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交通事故 よくあるご質問