8月5日の判決 株主総会決議を経ない役員報酬が支払われても適法な場合がある。

東京地方裁判所平成25年8月5日判決     事案の概要   株式会社である原告が,過去に代表取締役であった被告に対し,被告が任期中に株主総会の決議を得ることなく役員報酬を受けていたとして,会社法423条1項に基づいて役員報酬相当得額の損害賠償を求めた事案。  ...

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8月3日の判決 預金契約解約後の金融機関の取引経過開示義務

8月3日の判決 預金契約解約後に死亡した元預金者の相続人に対し,金融機関は預金契約の取引経過開示義務を負わない(東京高等裁判所平成23年8月3日判決)。     相続で問題となってくる被相続人の預金(※被相続人とは例えば無くなった親を指します)。 この預金の履歴に関しては,被相続...

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DNA鑑定では法律上の親子関係を覆すことができない。-27代溯れば1億3421万8528人-

昨日,最高裁判所で世間の注目を集めた判決が出た。 ある夫婦の婚姻期間中に生まれた子供の父親が夫と異なる場合,実際に血縁関係がある男性を法律上の父親とすべきか,血縁関係はなくとも結婚期間中に生まれたのだから夫を法律上の父親とすべきか。 この問題に答えが出たわけだ。 結論は,法律の条文通り,たとえ血縁関...

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遺書と遺言書は違うもの!

遺書というと,自殺の遺書とか,どちらかというと暗いイメージがありますが,遺言書は違います。 遺言,英語で言うと「Will」。 I will ○○.の「Will」。 ご存じ未来形の単語です。 すなわち,遺言は,未来を創り出すためのものなのです。 遺言というと,「自分にはめぼしい財産がないから遺言の必要...

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暴争続に大変身!

「親」という重石が乗っていたものが,重石が取れたことにより「欲望」を丸出しにすることが出来るので,欲望の絡んだ遺産相続問題は簡単には解決することが出来ません。 親が生きているうちは兄弟仲良く生活しても,親がいなくなった途端,暴争族となるのが,遺産相続問題なのです。 感情むき出しとなって冷静さを失い,...

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必ず訪れる親の介護・相続。そのときの備え,出来ていますか?

1 50代 50歳近くになると,親の相続,介護,子供の大学進学等,お金にまつわる問題が嫌が上にも降りかかってきます。 とりわけ,親の相続,介護については避けては通れない問題です。 必ず訪れる親の相続,介護。 そのときの備えはできていますか? 2 80間近 一生懸命蓄えた老後の資金。 いざ使うときに認...

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Q.父が亡くなり相続がはじまったのですが,母親が認知症です。この場合遺産分割協議はできますか?

A.認知症で遺産分割協議の意味と効果が理解できない場合,母親はご自身で遺産分割協議ができないので,成年後見を申し立て,成年後見人が母親を代理して遺産分割協議を行うことになります。 この場合,特別代理人の制度はありませんのでご注意ください。 また,成年後見人も相続人である場合には,成年後見監督人または...

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事務所に帰ると,伝言が。。。

嬉しいですね.^^. 桐生先生宛 16:32 女性の方より 桐生先生にお礼だけお伝え頂きたいのですが、 相続ナビで桐生先生の事を知ってお電話で尋ねたことがあったのですが、 その時に、もう事件は終わったのですが、 一審の弁護士がサジをなげられて、二審で相手方から書面がきて、それに対して連絡のやり取りの...

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未来を創り出す遺言書

遺言書は遺書とは違います! 遺書書というと,自殺など,どちらかというと暗いイメージがありますが,遺言書は違います。    遺言。 英語で言うと「Will」。 I will ○○.の「Will」。 ご存じ未来形の単語です。 すなわち,遺言は,未来を創り出すためのものなのです。 遺言というと,「自分には...

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【遺言書最後の思いを託す】

遺言書は、残された家族に対する最後の手紙です。 なので,自分の思いをきちんと書くことが大事です。 ただ単に財産を渡したい人に渡すだけ書いても,きっと他に残った方の心には響かないでしょう。 財産をもらえない人は、なぜ自分は財産をもらえないのか納得しないと,争いになってしまいます。 それを少しでも防ぐた...

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相続・遺言 よくあるご質問